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2014年04月07日

押し目買いに押し目なし


そもそも押し目と言うのが、株式用語でそのことを知らないとこの格言はわからない。株価は上昇傾向にある時にも上がり続けることはない。このあたりで儲かった分を売っておこうと言う人が出て来る。将来上がる株だとは思っているがいったん利益を確定しておこうとするものである。そんな流れが続き、下げ止まる時が来る。この地点を押し目という。しかし押し目かどうかは後になってわかることで、株価はあっという間に上昇してしまう。この格言はそのことを言っているのだ。安くなったら買い、高くなれば売れば譲渡益が出るのは当たり前だが、株式相場はそんな単純なものではないのだ。自分で買いと判断した時に買うしかない。  

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2014年04月05日

たからと言うも、田からなるべし

山形県の本間家は、大地主で知られる。「本間様には及びもつかぬが、せめてなりたや殿様に」という唄が江戸時代はやったほど、本間家の財産は多かった。藩の改革に成功した上杉鷹山にも多額の融資をしたことで知られている。本間家は、小作人を大事にしたから富を築くことができた。その中で本間宗久は、米の相場師として大成功した人だが、労働の大切さを知っていた。富は田から生まれるものだということを。余剰のお金を投資して、そこから生まれる富だが、働いている人の労働に感謝しなければならないという謙虚さが本間宗久にはあった。  

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2014年04月04日

同じ籠にすべての卵を盛るな

銀行などでも投資信託を扱っていて、案内パンフレットにはこの格言で説明している。投資信託は詳しく知らないが、いろいろな債券、株式をブレンドして運用しているようだ。その方が変動のリスクを緩和できるというのは、正しい考え方だと思う。宝くじなどは、10枚購入すると必ず一枚当たるようになっているようだ。まるで介護負担1割の反対だと思う。宝くじは、ほとんどギャンブルだが、日本人は宝くじが好きである。間違って3億円が当たることもあるのだろうが、その確率はあまりにも少ない。3000円で3億円が当たるというのは夢のような話である。
株式投資する人は、欧米の人達に比べて低い。堅実に働いて、元本割れしない預貯金で資産を管理している場合が多い。ところが、利子は極めて低く、振り込みや、引き出す手数料で目減りしてしまう。余裕資金があれば、株式で運用しても良いと思う。その時、この格言思い出すとよい。ただ、そんなに多くの卵を買えないという人もいる。不幸にも買った一つの卵を入れた籠が落ちたら一つ卵が割れるだけである。籠が落ちる可能性は、3億円があたる確立よりは高いが、問題ない位低い。
  

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2014年04月04日

山高ければ谷深し

株式などで高騰が激しければ、その反動で暴落も激しいということである。逆な言い方として、谷深ければ山高しということも言えるかもしれない。数年前にリーマンショックがあって株式は急激に下がった。ほとんどの株が下がるからすさまじい。このような場合は、後遺症が残るから急激には株は戻らない。株がリーマンショック前の水準に戻るには、数年かかっている。
東日本大震災が起こった直後も株が急落した。東京電力などは、原発事故で、会社の存亡の危機となり、数日の間に株価を下げ暴落した。今も廃炉に向け、多大なコストがかかり、除染作業や、損害賠償で経営難となっており、株価も低迷しているからこの格言は該当しなかった。一方、JR東日本の株式は、暴落したが、それほどの時間はかからず元の株価に戻っている。
相場の格言は、あくまで大雑把に考えた方が良い。いろいろな要素がからんで株価は変動している。一時的な風聞の場合は、この格言のようになることがあるかもしれない。
  

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2014年04月03日

美人投票

有名な経済学者であるケインズが「株式は、美人投票のようなものだ」と言ったという話が残っている。経済学者であるだけでなく、株式投資に才能があった人らしい。アベノミクスとやらで、個人の株式の関心が高くなっているようだ。日本型の少額投資非課税制度(NISA)が、1月からスタートし、かなりの人が口座を開設したと報道されている。
経済学を専攻し、分野は金融ではないが大学で財政学を教えている友人から株式投資のことを尋ねられ、「美人投票」の話になって、それは、理解が違うと懇切丁寧に説明された。大変参考になったが、株式ほど理論どうりにならないものはない。人間の心理が入ってくると複雑になる。「どんな株とも結婚してはならない」という株式相場の名言があるが、これは経済学者の言葉ではないから、友人はどう答えるか関心がある。暫く、経済、とりわけ株式投資周辺の世界を探索してみることにしたい。実践するかは別の話。
  

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2014年04月02日

梅の消毒



今年は、梅の花の咲くのが遅れて4月になっても花が散らないでいる。桜の花が咲きだして、梅の花の咲く時期と重なった。梅の花は、桜と違ってなかなか散らない。梅の実を出荷する農家は、もう少し経てば消毒をしなければならない。梅の出荷まで、4から6回位農薬の散布をするが、最初が肝心だ。
受粉によって実が着いた時季に殺菌し病気を防ぎ、アブラムシなどから樹木を守る必要がある。殺虫剤と殺菌剤を混ぜて散布するが、毎回違うので名前を覚えるのも大変である。第一回はスミチオン(殺虫剤)とべンレート(殺菌剤)である。それから2週間後が2回目の消毒になる。第一回は、8分散りのタイミングもうそろそろである。朝方が風が弱いので早起きしてするのが良い。雨が降ればできない。兼業農家は、大変である。
  

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2014年04月01日

私の履歴書

今日は、4月1日。多くの企業が新年度のスタートを切る日でもある。長い年月課題になっていた消費税も値上げされる。朝、郵便受けに行ってみると見慣れない新聞が入っている。月替わりで、日本経済新聞を購読するようにしたことを忘れていた。さすが、経済新聞。一面の記事も経済記事になっている。北海道電力が、債務超過になる可能性があり、政府系融資銀行が、優先株を買い資本強化に乗り出すという内容。こういう記事が載ると、株価が下がる場合が多い。
裏面を見ると、「私の履歴書」のコラムがあった。日本経済新聞の購読者は、このコラムを楽しみにしている人が多いと聞く。紹介されているのは、豊田章一郎である。戦後のトヨタ自動車の経営に長く携わった人で、トヨタ自動車の創業者の豊田喜一郎の息子であり、現在の社長の父親でもある。年度末にテレビで「リーダーズ」という番組を見た。豊田喜一郎がモデルになっていた。
  

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