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2019年05月21日

俳句自選(春雨)

もう春雨という季節ではないが、しっとりした感じが春雨にはある。
「春雨じゃ、濡れて行こう」と一言言ってみたくなる気持ちもよく分かる。
春雨を詠んだ句は多いが、なんと言っても芭蕉の
   春雨や蓬を伸ばす草の道
だろう。生命の息吹、それを助ける恵みの雨である。
 京都には、たくさんの寺があるが禅宗の寺が多い。
京都駅から歩いて行ける距離に東福寺がある。
藤原氏ゆかりの寺である。一度訪ねたことがある。
春雨が降っていた。
   春雨を梢に宿し東福寺
雨粒が梢から落ちないのでそう思ったのだろう。
  

Posted by okina-ogi at 15:38Comments(0)日常・雑感

2019年05月13日

我が家の庭の一風景

 三年前に家を新築し、和室のある北側に芍薬を植えた。
成長が遅く今年になって花芽をつけた。
昨年の秋に、牡丹がアヤメの影に隠れているのを見て、芍薬の横に植えた。
親戚のような花だから違和感がないというだけでなく花を咲かしている。
和室から見るさまは、様になっている。
ふと物足りさを感じた百合の花がない。
 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。
我が家にこんな人はいない。百合は、一緒に咲いてくれないかもしれないが、植えてみたい。
話の種になる。
  

Posted by okina-ogi at 17:16Comments(0)日常・雑感

2019年05月13日

俳句自選(蕗)                  

  北海道を旅したときである。
バスの旅で車窓からも眺めは格別である。広大で人家さえない場所もあった。
道も果てしなく続き、対向車とすれ違うことも少なかった。
道が森林地帯に入り、道路脇に目をやると、傘を差したような植物が気になった。
ガイドさんに尋ねると、蕗だという。
なるほど北海道のスケールの大きさである。
     蕗ばかり席にもたれて北の旅
  

Posted by okina-ogi at 09:05Comments(0)日常・雑感

2019年05月09日

俳句自選(蛍)

 私が子供の頃、田植えが終わった頃、ホタルが道を横切り、田に水を引き入れる小川の上にはホタルが多かった記憶がある。
田に雑草が蔓延らないように、除草剤を頒布するためか、田はホタルの宿ではなくなった。
歌にあるように「ホタルの宿は川端柳・・・」とも言えなくなった。
倉渕村の支流や、高崎の井野川に有志が蛍を育てていると聞いた。
ホタルの光は独特な情緒がある。
      映像の次元を超えて蛍飛ぶ
光が消えたりして飛ぶのでこんな句ができたのかもしれない。
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Posted by okina-ogi at 16:02Comments(0)日常・雑感

2019年05月07日

俳句自選(椿)

 奈良市街には、古びた築地塀が残っている。
景観のために敢えて修復せず、崩れない程度に手を入れている。
新薬師寺のある高畑には、そうした築地塀が多く見かけられる。
新薬師寺の塀ではないが、その塀の上に八重の椿が咲いていた。絵になっている。
        古寺の塀の上なる八重椿
友人から、ヤブツバキのほうが情緒がありましたね、と指摘され、なるほどと思ったが、性格が器用にできていない
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Posted by okina-ogi at 08:43Comments(0)日常・雑感