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2019年06月30日

俳句自選(我が家の夏椿)

 

 夏椿の句は以前にも紹介した。我家の庭は芝生になっていて中央に夏椿が植わっている。ベランダに腰掛けて読書をしていると、ぽと、ぽとと夏椿の花が落ちる。芝を刈った後なので、落ちる花がとりわけ目に入る。翌日、夏椿の根元を見ると、夏椿の花が装うように散っている。儚く散るからこその慰めのような気がした。
    
    夏椿己が根元を飾りおり
  

Posted by okina-ogi at 13:28Comments(0)日常・雑感

2019年06月29日

俳句自選(夏雲)



荒海や佐渡に横たう天の川
紀行文『奥の細道』に出てくる、芭蕉の句である。
佐渡に渡りたかったに違いないが、荒海では如何せん無理である。
現代では、佐渡汽船があって簡単に島に渡ることができる。
良寛さんや美味しい海産物があり、幾度となく出雲崎や寺泊に足を運んだ。
良寛さんの生き方に感ずることがあり、2度良寛記念館を訪ねている。
出雲崎の良寛さんの屋敷があったところに像があり、佐渡に向かって座っている。
母親は佐渡の人である。
「海は荒海向こうは佐渡よ・・・・・・・」山田耕筰の詞も人口に膾炙している。

佐渡のあるあたり夏雲かかるのみ
  

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2019年06月27日

俳句自選(梅の実)

   6月は、梅の収穫の時期でもある。
群馬県は、生産量が県別で、和歌山県についで多い。
梅の木の枝の間に頭を入れて採るのだが、青い梅だと、葉の色と区別がつかず、なれないうちは収穫するのが大変だ。
天気も6月は晴れ間も少ない日が多い、
自然と梅もぎは、上を向いて作業するので、空の様子が気になる。
      梅をもぐ空の青さの定まらず
  

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2019年06月25日

俳句自選(枇杷)



小学生低学年の時だったと思う。
家の裏側に枇杷の木があった。
子供の背より高くどうしても取れない。
子供の知恵では、ただ見上げるばかりである。
年上の近所の子供が来て、良い方法を教えてくれた。
竹竿の先を割って、そこに棒を挟み、枇杷の枝をひねると簡単に竹竿の先に挟まった。
なんとも言えない喜びと美味さに、新居の庭に枇杷を植えた。
毎年たくさん実をつけるが子どもたちはとって食べようとしない。
お金を出せば美味しい果物は食べられる。
でも、苦労して採った思い出と味はわからないだろう。
       枇杷の実や幼き頃の空の色
  

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2019年06月22日

俳句自選(青葉・鯉のぼり)



長崎は、原爆の悲劇を思い浮かべるが、風光明媚で史跡もあり3度訪ねている。
彫刻家の北村西望の作品は、爆心地に近く威厳があった。
    四季を座す今は青葉の平和像
近くには、浦上の聖人と言われた永井隆博士の如己堂や、浦上天主堂がある。
藤山一郎が唄った歌謡曲「長崎の鐘」を小声で歌いながら散策した。
青空を見上げながら涙が頬を伝わって落ちた。
亀山社中に両馬を訪ねた。今はもう取り壊されてない。
風頭公園という高台に、竜馬の像があって長崎の港を見つめている。
近くに鯉のぼりが泳いでいた。
    鯉のぼり竜馬の像と海を見る
  

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2019年06月21日

俳句自選(薫風)

旅好きで、全国各地に足を伸ばした。


山下清画伯のように放浪癖に近い旅もあった。
日本の全県に目的を持って踏み入れようと考えたのは50歳を過ぎてからである。
その時、訪ねたことのない県は、4県だった。
沖縄県、秋田県、徳島県、そして宮崎県である。
最後に残った宮崎県には友だちがいるわけではない。
わざわざ高い旅費を使って行くほどのこともないと考えたが、職場の人が良いところがありますよと教えてくれたのが、西都原古墳群である。さいとばると読む。
宮崎市からバスで行った。
まるで、奈良の明日香のようなところだった。
説明書きを見ると、神武天皇以前の神代の時代の痕跡と推測される。
    西都原神代の声を薫風(かぜ)に聞く
古墳群だけ見るのも物足りないと思い、平和の塔も訪ねた。
戦前に建てられたもので、八紘一宇と書かれている。
敗戦のとき占領軍が撤去しろと言わなかったのが不思議である。
  

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2019年06月18日

俳句自選(夏椿)



我が家の前庭は芝になっていて、中央には夏椿が植わっていて、白い花が次々に咲いている。
枝に咲いている期間は短かく、何か儚い感じがする。
植樹してくれた植木屋さんが、「沙羅は芝生に合う」と言っていたので、お釈迦様が悟りお開いたという、祇園精舎の沙羅かと思ったが違う。
日本では茶花として重宝しているようだ。
夏椿の花の散り方を哀れと感じるか、潔いと感じるか、どちらもあってよいのだが、65歳近くになって俳句にした。
行蔵という文字もあり夏椿
行蔵は、出処進退の意味である。
  

Posted by okina-ogi at 18:05Comments(0)日常・雑感

2019年06月12日

「会社四季報」 東洋経済新報社



年間4回発行されている株式関連の本で、株をする人なら、ほとんどの人が知っていると思う。
上場している日本の会社の経営状態やどんな会社かよくわかるようになっているが、少し解説書を見ないと難しい。
何しろ4000社を一冊にまとめるのだから、凝縮した内容になる。
財務も会社の決算書から抜粋するだけでなく、東洋経済新報社の記者が予想をたてたりしている。
会社の現状を短い言葉で表現している。
増配、増収、最高益、底打ち、反発などなど。要約して短くしていること、年4回の発行など、俳句の歳時記に似ている。
目が悪くなってきたので大判を買ってみよう。
この本から経済界を覗くのも良い。驚いたことにこの本は80年の歴史があるという。夏号は6月16日発売。
  

Posted by okina-ogi at 22:13Comments(0)書評