2021年02月08日
『高浜虚子句集』より(落花)
濡縁にいづくとも無き落花かな
家の縁側の前の庭には桜は植わっていない。
いつどこからか舞ってきたのか。
昨夜の風雨で飛ばされてきたのだろう。
桜の花びらが縁側にあるのが気になった。
家の縁側の前の庭には桜は植わっていない。
いつどこからか舞ってきたのか。
昨夜の風雨で飛ばされてきたのだろう。
桜の花びらが縁側にあるのが気になった。
2021年02月07日
2021年02月06日
2021年02月05日
『高浜虚子句集』より(梅)
東より春は来ると植えし梅
季語は春だろうか、梅だろうか。
なぜかといえば梅は春に植えることは少ないからだ。
しかし、菅原道真の次の歌を意識しているので梅にした。
東風吹かば匂いおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ
季語は春だろうか、梅だろうか。
なぜかといえば梅は春に植えることは少ないからだ。
しかし、菅原道真の次の歌を意識しているので梅にした。
東風吹かば匂いおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ
2021年02月04日
2021年02月03日
『高浜虚子句集』より(霜)
ほっかりと梢に日あり霜の朝
霜降りる寒い朝である。
梢についた霜が溶けて、そこに日が当たっている。
その様をほっかりという言葉で表現していてる。
季節は違うが拙句に
春雨を梢に受けて東福寺
霜降りる寒い朝である。
梢についた霜が溶けて、そこに日が当たっている。
その様をほっかりという言葉で表現していてる。
季節は違うが拙句に
春雨を梢に受けて東福寺
2021年02月02日
2021年02月01日
『高浜虚子句集』より(草萌え)
草萌えや大地総じてものものし
あちこちと、草が萌え出すとものもしくも感じる。
沢や山、家の庭木、梅林など騒がしく感じる。
芽生えなのだから、ものものしというわけではないのだが。
あちこちと、草が萌え出すとものもしくも感じる。
沢や山、家の庭木、梅林など騒がしく感じる。
芽生えなのだから、ものものしというわけではないのだが。