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2021年04月04日

『高浜虚子句集』より(秋の雨)

                  破れ傘さして遊ぶ子秋の雨

秋雨が降っているので、子供は傘をさしているが、破れているのであまり役に立たない。
それでも何の遊びかわからないが、夢中で遊んでいる。
  

Posted by okina-ogi at 14:38Comments(0)書評

2021年04月03日

『高浜虚子句集』より(焚火)

                  焚火かなし消えんとすれば育てられ


庭や道路のそこかしこから集められて焚火にするのだが、火力も落ちて消えかかりそうになる。
またあたらしい落葉をかけて火を燃やす。
それを育てると言っている。
消えそうになるのを悲しとも言っている。
焚火というものをよくスケッチしている。
  

Posted by okina-ogi at 15:00Comments(0)書評

2021年04月02日

『高浜虚子句集』より(初詣)

粛々と群衆はすすむ初詣

初詣の客は多い。
一団が前へ進んでいく感じは粛々という表現が合っている。
  

Posted by okina-ogi at 10:20Comments(0)書評

2021年04月01日

『高浜虚子句集』より(行年)

                  行年や歴史の中に今我あり

虚子の名作
     去年今年貫く棒の如きもの
の句が浮かぶ。
空間と時間を表現している。
  

Posted by okina-ogi at 08:36Comments(0)書評