2022年03月31日
『蕪村俳句集』より(若葉)
浅間山けぶりの中の若葉かな
浅間山は、江戸時代に大爆発をしている。
蕪村が見た浅間山は、明和年間である。
西暦でいうと、1764年~1772年である。
天明年間は、1781年から1782である。
噴火の前の浅間山は、麓に若葉もあった。
浅間山は、江戸時代に大爆発をしている。
蕪村が見た浅間山は、明和年間である。
西暦でいうと、1764年~1772年である。
天明年間は、1781年から1782である。
噴火の前の浅間山は、麓に若葉もあった。
2022年03月30日
2022年03月29日
2022年03月28日
『蕪村俳句集』より(かんこ鳥)
親もなく子もなき声やかんこ鳥
蕪村は、閑古鳥への関心が強い。
蕪村の生い立ちと関係があるのかはわからない。
その鳴き声を淋しく感じたのである。
親もなく子もない一羽だけの境遇に似ている。
蕪村は、閑古鳥への関心が強い。
蕪村の生い立ちと関係があるのかはわからない。
その鳴き声を淋しく感じたのである。
親もなく子もない一羽だけの境遇に似ている。
2022年03月27日
2022年03月26日
『蕪村俳句集』より(かんこ鳥)
榎から榎に飛ぶやかんこ鳥
閑古鳥は郭公の事である。
鳥に詳しくない筆者は、そのことをを恥ずかしながら知らなかった。
閑古鳥が榎木から榎木へ飛んだというだけの句であるが驚きを感じたのであろう。
閑古鳥は郭公の事である。
鳥に詳しくない筆者は、そのことをを恥ずかしながら知らなかった。
閑古鳥が榎木から榎木へ飛んだというだけの句であるが驚きを感じたのであろう。
2022年03月25日
『蕪村俳句集』より(ぼたん)
短夜や夜の間に咲けるぼたん哉
昼は莟だったと思っていたら翌朝見ると咲いている。
夏の夜は短いのに。
短夜とぼたんは季重ねで甲乙つけがたいが、ぼたんにすることにした。
人を喜ばせたから。
昼は莟だったと思っていたら翌朝見ると咲いている。
夏の夜は短いのに。
短夜とぼたんは季重ねで甲乙つけがたいが、ぼたんにすることにした。
人を喜ばせたから。
2022年03月24日
『蕪村俳句集』より(蝸牛)
蝸牛何おもふ角の長みじか
蝸牛を見ていると、角が長くなったり短くなったりする。
何を考えているのか興味が湧く。
童謡「でんでんむし}は後世の歌である。
「でんでん虫虫蝸牛。お前の頭はどこにある。角だせやりだせ、目玉だせ」
蝸牛を見ていると、角が長くなったり短くなったりする。
何を考えているのか興味が湧く。
童謡「でんでんむし}は後世の歌である。
「でんでん虫虫蝸牛。お前の頭はどこにある。角だせやりだせ、目玉だせ」
2022年03月23日
2022年03月22日
2022年03月21日
2022年03月20日
2022年03月19日
『蕪村俳句集』より(山桜)
まだきともちりとも見ゆれ山桜
山桜は、いまだに散っていないとも散ったとも見える。
山の中に淡い色をした山桜を遠くから見るとそう感じる。
敷島の大和心を人問えば朝日に匂う山桜花
日本人は山桜が好きだ。
山桜は、いまだに散っていないとも散ったとも見える。
山の中に淡い色をした山桜を遠くから見るとそう感じる。
敷島の大和心を人問えば朝日に匂う山桜花
日本人は山桜が好きだ。
2022年03月18日
2022年03月17日
『蕪村俳句集』より(鴬)
家にあらで鴬きかぬひと日かな
家にいるときは、よく鳴いてくれる鴬も、外出すると鳴き声が聞こえてこない。
自分が移動すると鴬も飛び去ってしまうのか。
一日鴬の声を聴かない日になった。
家にいるときは、よく鳴いてくれる鴬も、外出すると鳴き声が聞こえてこない。
自分が移動すると鴬も飛び去ってしまうのか。
一日鴬の声を聴かない日になった。
2022年03月16日
『蕪村俳句集』より(さくら)
ちるはさくら落ちるは花のゆうべかな
昼はさくらが散り、夕べも花が散っている。
少しずつ少しずつ桜の花は散っている。
散ると落ちるは少し違った感じに思える。
昼は「さくら」、ゆうべは「花」と表現を変えていることも意識するべきである。
昼はさくらが散り、夕べも花が散っている。
少しずつ少しずつ桜の花は散っている。
散ると落ちるは少し違った感じに思える。
昼は「さくら」、ゆうべは「花」と表現を変えていることも意識するべきである。
2022年03月15日
2022年03月14日
2022年03月13日
『蕪村俳句集』より(梅)
野路の梅白くも赤くもあらぬ哉
野道に咲く梅は、紅梅とも白梅とも言えぬ色をしている。
桃色より薄い色だ。
「紅養老」という品種があるが、その花の色に似ている。
梅の花もよく見るといろいろな色がある。
野道に咲く梅は、紅梅とも白梅とも言えぬ色をしている。
桃色より薄い色だ。
「紅養老」という品種があるが、その花の色に似ている。
梅の花もよく見るといろいろな色がある。