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2012年08月28日

心に浮かぶ歌・句・そして詩②

漢詩などは、高校の国語で習って後、関心が向かなかったが、若い時入院することがあって『唐詩選』を手にすることがあった。ゆっくりと味わってみると、中国の墨絵の世界のような情景が浮かんでくるようである。
特に、李白の詩に惹かれるものがあったが、次の詩は彼の作品ではない。

白日依山尽
黄河入海流
欲窮千里目
更一層楼
「登鶴鵲楼」という題名がついている。作者は、王之渙という人。
いろいろの訳詩があるだろうが、大意は次のような内容である。
「太陽が山に沈んでいく。黄河は海に向かって流れている。更に遠くを見たいと思い、高殿にある楼に登る」
中国に知人がいて、25年ぶりに最近再会した。彼も今年で定年である。時間ができたので奥さんと一緒に日本に来た。東京で仕事をしている、息子夫婦のところに数カ月滞在するらしい。昔、彼にこの詩を朗読してもらったことがある。
「パイリーイイシャンチン・・・・」日本人の私の耳にはそう聞こえた。抑揚があって、独得の読み方だった。


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