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2012年08月28日

八ツ場ダム建設予定地視察記

民主党政権になって、公共事業の無駄の削減が政治課題となり、群馬県長野原近くにある八ツ場ダム建設の工事がストップに近い状況になっています。昭和30年からの継続事業ということですから、半世紀以上に渡って今日に至っています。
ダムができれば、湖底に沈んでしまう温泉地があります。川原湯温泉です。地元の人は、長い年月温泉の恩恵を受けて生きてきましたので、国の政策に反対してきました。しかし、下流域の要望が強く、群馬県の斡旋により、ダム建設を容認し、高台の造成地に新天地を求める決断をしました。そして、事業は進み鉄道、道路、橋梁のインフラ整備は、ほぼ完成しつつあります。ダムを造るのか造らないのか結論が出ません。
そんな状況にあって、大学教授である私の友人が、静岡大学の財政学ゼミの生徒を引率して八ツ場ダム建設予定地の視察を企画しました。群馬県の人間として、関心は少なからずありましたので、道先案内をすることになりました。川原湯の「山木館」という、江戸時代から続く老舗旅館に宿泊し、翌日、「やんば館」で説明を受け、バスで建設状況を案内してもらいました。
今まで、人ごとのように思っていたのも事実ですが、国民の税金が本当に意味あることに使われているのかということを最初に考えたわけです。そうでなければ、移転を余儀なくされた地元の人たちの、犠牲は浮かばれません。残念ながら、自分には結論は出せませんでしたが、ダムは造らずとも、インフラ整備と移転住民の保証はやらないといけないということです。自然災害との戦いの歴史が日本の歴史でした。津波災害のことを考えましたが、早く復興するためには、住まいを早く決めるべきです。50年以上、生活の場所を決められなかったこの地の人々に学ぶことです。視察した時の写真はフェースブックに載せてあります。


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