☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2012年09月17日

心に浮かぶ歌・句・そして詩⑲

名優、森繁久彌は詩の才能もあった。今では、加藤登紀子の持ち歌になったような感がある「知床旅情」は、彼の作品である。作曲も森繁久彌である。国民の多くに支持され歌われているので一番の歌詞だけ記す。

知床(しれとこ)の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遥(はる)か国後(くなしり)に 白夜(びゃくや)は明ける

2番、3番で加藤登紀子が、歌詞を微妙に変えたとして、森繁先生にお叱りを受けたというが、それほど角を立てなくてもと思うが、原作で歌うべきだろう。かの有名な、「荒城の月」の滝廉太郎の原曲をほんの一部半音、山田耕作が変えたという前例もある。

山口県の瀬戸内海の島に、帝国海軍の回天の特攻基地があった。その場所にできた記念館を訪ねたことがある。そこに、森繁久彌の詩があった。

浮きつ島鼓海を訪ふ
                  森繁久彌
天を回せよ
今は嗚呼
鼓海の波は静かなり
その勲(いさお)しの
あとや 哀し
大津島に鎮もれる
魂々よ
静かに思ふ
人生に無駄なものが
あらふか
眠れ友よ
碧き 海に


同じカテゴリー(日常・雑感)の記事画像
「秋刀魚の味」・「彼岸花」
映画『晩春』小津安二郎監督 松竹映画
映画「関ヶ原」鑑賞
映画「麦秋」鑑賞
台風迷走
妙義ふるさと美術館
同じカテゴリー(日常・雑感)の記事
 高齢者青春18切符活用(2) (2018-01-09 11:24)
 高齢者の青春18切符の活用 (2017-12-26 11:33)
 「秋刀魚の味」・「彼岸花」 (2017-12-19 14:50)
 下仁田戦争始末記 (2017-12-08 14:15)
 将棋竜王戦5局とカエル・カード (2017-12-06 10:32)
 今日のカエル・カード (2017-12-05 11:57)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
心に浮かぶ歌・句・そして詩⑲
    コメント(0)