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2012年09月17日

心に浮かぶ歌・句・そして詩⑲

名優、森繁久彌は詩の才能もあった。今では、加藤登紀子の持ち歌になったような感がある「知床旅情」は、彼の作品である。作曲も森繁久彌である。国民の多くに支持され歌われているので一番の歌詞だけ記す。

知床(しれとこ)の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遥(はる)か国後(くなしり)に 白夜(びゃくや)は明ける

2番、3番で加藤登紀子が、歌詞を微妙に変えたとして、森繁先生にお叱りを受けたというが、それほど角を立てなくてもと思うが、原作で歌うべきだろう。かの有名な、「荒城の月」の滝廉太郎の原曲をほんの一部半音、山田耕作が変えたという前例もある。

山口県の瀬戸内海の島に、帝国海軍の回天の特攻基地があった。その場所にできた記念館を訪ねたことがある。そこに、森繁久彌の詩があった。

浮きつ島鼓海を訪ふ
                  森繁久彌
天を回せよ
今は嗚呼
鼓海の波は静かなり
その勲(いさお)しの
あとや 哀し
大津島に鎮もれる
魂々よ
静かに思ふ
人生に無駄なものが
あらふか
眠れ友よ
碧き 海に


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