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2012年09月25日

心に浮かぶ歌・句・そして詩24

おおいなるこの静けさや天地の
          時誤またず雀鳴く
群馬武尊山の麓川場村の歌人江口きちの辞世の歌である。便箋に綺麗に書かれた直筆のこの歌を先年、川場村歴史民俗資料館で見たが、カルモチン服毒後の朝、薄れ行くであろう意識の中で詠んだとは思われなかった。大自然の営みをこれほどに感じるのであれば、何故に自ら死を選ぶことがあろうかと強い哀惜の念を持った。



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