☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2012年12月13日

「勝海舟と小栗上野介」

「勝海舟と小栗上野介」

 フェースブックで友人から、BSのTBSで「勝海舟と小栗上野介」をとりあげるという知らせを確認。日付を見ると、12月12日(水)の午後10時からの放映と書いてある。今日、しかも2時間後ではないか。早速お礼を書いて、見ることにした。こうした、情報交換が、無料でできるのは、正直うれしい。
 
 「ライバルたちの光芒」という番組は、初めて知った。司会は、俳優の高橋英樹がつとめ、最後はどちらかに軍配を上げる。高橋英樹が軍配を上げたのは、勝海舟である。ライバルのそれぞれの側には、代弁者が出演しているのだが、勝海舟には、作家の童門冬二、小栗上野介には村上泰賢さんという組み合わせになっている。

 村上さんについては、紹介が必要である。小栗上野介、すなわち小栗忠順のお墓のある、高崎市倉渕町にある東善寺という曹洞宗の寺の住職さんである。熱心に小栗上野介を顕彰されている方である。若い時から、小栗上野介には関心があったので、村上さんのお父様が住職だった頃にも寺を訪ね説明を伺ったことがあった。数年前には、集まりに誘われ、村上さんに直接お会いし、小栗上野介の資料や、人物に関するお話を聴いたことがある。

 小栗上野介については、幕末の重要人物であるが、勝海舟や西郷隆盛ほど世に知られていない。人物をとりあげた作品を書く作家もほとんどなかったが、最近は書かれるようになり、今回の出演者の童門冬二も小栗を小説にしている。村上住職の情熱がそうさせた部分も少なからずあると思っている。

 高橋英樹が勝海舟に軍配を上げた時、やはり村上さんは残念そうだったが、高橋英樹は大いに迷っての末という感じで、僅差の判定だった。その理由は「現代的に考え、勝は、人材を育て(海軍伝習所)、小栗は、物(造船所)を残したから」と言った後に、「役者として演じたいのは、小栗ですね」と村上さんに気配りをしたのが印象的であった。小栗は、東善寺から少し離れた、利根川の支流である烏川の河原で家来と一緒に斬首された。「偉人罪なくして斬らる」と書かれた石碑がある。高橋英樹は、小栗の「悲劇の人」に心ひかれるところがあったのである。
 村上さんも近年本を出されている。『小栗上野介―忘れられた悲劇の幕臣』(平凡新書)。一読をお薦めしたい。


同じカテゴリー(日常・雑感)の記事画像
晴耕雨読
「秋刀魚の味」・「彼岸花」
映画『晩春』小津安二郎監督 松竹映画
映画「関ヶ原」鑑賞
映画「麦秋」鑑賞
台風迷走
同じカテゴリー(日常・雑感)の記事
 『天才を育てた女房』 (2018-02-20 20:31)
 確定申告 (2018-02-19 17:12)
 家屋点検 (2018-02-05 14:42)
 岡潔大人命四十年祭 (2018-02-03 11:57)
 晴耕雨読の家計事情 (2018-01-26 16:47)
 晴耕雨読 (2018-01-23 12:43)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「勝海舟と小栗上野介」
    コメント(0)