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2012年12月21日

米長永世棋聖語録

 米長さんの将棋は独創的だったという。それを称して「泥沼流」などと呼ばれた、将棋の序盤戦は、定跡に熟知しているものがリードするが、中盤以降は、対局観と読みの深さがものを言う。対局には負けたが、コンピューターに対する一手目は、銀の上に玉を動かした。普通は、角道を空けるか、飛車先を突くものである。昔、坂田三吉が、一手目に端歩を突いたのは有名だが、米長さんもそれに劣らずといったところである。
 
 訃報を見るまで知らなかったのだが、ツイッターに書き込みをしている。よくもこれほど次から次へと機知に富んだ言葉が生まれてくるかと感心した。教養もあり、ユーモアもあり、下手な落語家のダジャレよりもおもしろい。ぎりぎりのお色気発言もあるが、米さんが、言うならねというところがある。癌と戦いながら暗さがない。「最近は、奥さんと体は離れても、心が近づいてる」などというおのろけは、人情の機微に触れている。その昔、「女房には、上の口と下の口を食べさせて、文句は言わせない」とのたまっていた亭主関白の米長さん。合掌。


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