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2013年01月10日

「愛の挨拶」 エルガー 作曲

心に浮かぶ歌・句・そして詩76
 クラシック音楽というのは、ほとんど題名など意識せずに聴いている。絵画、演劇、音楽など芸術鑑賞などは好きな方で、音楽も、下手だが、ギターを弾いたりして愛好してきた。
 正月、テレビを見ていたら、この曲が流れてきた。何度も音楽会で聴いた記憶がある。この曲の作者の紹介をしている。
エルガー(1857~1934)年は、イギリスの作曲者である。父親は、楽器商で、教会の演奏者だった関係で、幼い時から音楽に親しみ機会が与えられた。経済的に恵まれなかったので、独学に近かった。
 妻となったアリスは、彼よりも10歳近い年上の女性だったが、障害を乗り越え結ばれることになる、障害とは、宗教と身分の違いである。妻の父親は、海軍少将であった。
 この曲は、なかなか売れず、生活に困ったエルガーはその著作権を安い値段で売ってしまう。ある日、エルガーが街を歩いていると、たどたどしいバイオリンの演奏で街頭芸人が、この曲を弾いていた。その芸人に作曲者の名を聞いて確かめた後、曲の権利を売り渡した値段以上の謝礼を渡す場面が、エピソードとして紹介されていた。
 改めて、作曲者やその曲が生まれる背景を知るとなおさら、心情が伝わってくる。彼には「威風堂々」という著名な曲がある。こちらは、題名と曲が一致する。>


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Posted by okina-ogi at 21:17│Comments(0)日常・雑感
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