2013年01月23日
秋深き 隣は何をする人ぞ
心に浮かぶ歌・句・そして詩81
もちろん芭蕉の句です。この句から、どのような感情が浮かびますか。芥川龍之介は言い知れない寂しさを感じ、それが原因だったかはわかりませんが、聖書を枕辺に置いて自殺しました。
旅好きの人間として、まだ知らぬ人もご縁があれば親しくなれる人と思えば、決して他人とは思えなくなります。この芭蕉の句に、人の世の懐かしさの心情を感じたいと思います。病床に伏した芭蕉の脳裏には、旅先の思い出も駆け巡っていたでしょう。ただ懐かしく。
家族の絆。地域の触れ合い。教会の信仰によるつながり。それはそれで、安住の地といえます。そこを、離れ一人になった時生まれるものが、旅にはあります。
人は本質的には心でつながっているかが大事だと思います。近くに居ても会話することもなく、無視し合っている関係は、苦痛そのものです。時たま、喜怒哀楽をぶつけあう方がまだましかもしれませんね。
もちろん芭蕉の句です。この句から、どのような感情が浮かびますか。芥川龍之介は言い知れない寂しさを感じ、それが原因だったかはわかりませんが、聖書を枕辺に置いて自殺しました。
旅好きの人間として、まだ知らぬ人もご縁があれば親しくなれる人と思えば、決して他人とは思えなくなります。この芭蕉の句に、人の世の懐かしさの心情を感じたいと思います。病床に伏した芭蕉の脳裏には、旅先の思い出も駆け巡っていたでしょう。ただ懐かしく。
家族の絆。地域の触れ合い。教会の信仰によるつながり。それはそれで、安住の地といえます。そこを、離れ一人になった時生まれるものが、旅にはあります。
人は本質的には心でつながっているかが大事だと思います。近くに居ても会話することもなく、無視し合っている関係は、苦痛そのものです。時たま、喜怒哀楽をぶつけあう方がまだましかもしれませんね。
Posted by okina-ogi at 17:35│Comments(0)
│日常・雑感