2013年02月04日
『カラスの教科書』 松原始著 雷鳥社 1600円+税
今朝(2月4日)郵便受けに小包が届いていた。書籍と書いてある。中身を取り出すと分厚い本が出てきた。『カラスの教科書』 松原始著 とある。「ハメちゃんとうとう本を書いたね」。著者は、京都大学の大学院を卒業し、カラスの研究者になっている。カラスの生態を追い続け、現在は、東京大学総合研究博物館に勤務している。
早速ページを開いてみたが、カラスのスケッチが随所に出てくる。見事な描写力である。マンガ風に書いたカラスの姿も微笑をさそう。文章もいたって平易で学者のそれではない。
何より、カラスに注ぐ愛情が諸所に感じられる。ユーチューブで「隣のカラスさん」という講演を聴いているので楽しく読めそうである。この本を送ってくださったのは、ハメちゃんのお母さんである。著者は、数学者岡潔先生のお孫さんである。4月の春雨忌の再会が楽しみである。
Posted by okina-ogi at 13:25│Comments(0)
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