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2013年02月13日

「さとうきび畑」

心に浮かぶ歌・句・そして詩88

「さとうきび畑」
 森山良子が歌って広く知られる歌になった。反戦歌である。もう10年前くらいになるだろうか。明石家さんまが演じていたドラマは、気負いがなく戦争の非条理を痛感させた。
 この戦争後、沖縄には、米軍基地が置かれ、アジアの均衡を保つ役割を果たしている。そのことによって、沖縄の人々は経済の恩恵にもよくしているのだが、軍事基地という重荷を負わされている。
 新垣勉という盲目の歌手がいる。この人の「さとうきび畑」は、森山良子よりも心に響くものがあった。目が見えなくなったのは、不慮の事故であったが、日本人の母と米軍兵士の間に生を受けた。父は去り、母に育てられたのである。
 父親はいない、眼は見えない。どれほど辛い思いをしたであろう。しかし、彼には歌の才能があった。父親の遺伝子か声量は日本人離れしている。見事にマイナスをプラスにする人生を歩むことができた。

ざわわ ざわわ ざわわ
広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ
風が 通りぬけるだけ

昔 海の向こうから
いくさがやって来た
夏のひざしの中で

ざわわ ざわわ ざわわ
広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ
風が 通りぬけるだけ

あの日 鉄の雨にうたれ
父は死んでいった
夏のひざしの中で

歌詞は一部だがお許し願う。


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