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2013年02月22日

『下村博文の教育立国論』 河出書房新社  1000円

 
 
 文部科学大臣下村博文の著書である。著書にも書かれているが、小学生の時に父親を交通事故で亡くし、母子家庭で育ったことが書かれている。経済的に恵まれなかったが、母親の愛情を受けながら、大学を卒業し、塾を経営しながら、政治家を志し、念願の文部科学大臣になった。
 下村氏の卒業した高校は、群馬県立高崎高校で、二人の大物政治家を卒業生として送り出している。福田赳夫、中曽根康弘である。久しぶりに卒業生の中から大臣が生まれた。私も、下村氏より2年先にこの高校を卒業したが、母校の後輩が大臣に就任したことは、嬉しく思う。しかも、出身が旧倉渕村であり、旧榛名町に隣接した村だということに、親近感を感じている。
 「教育を受けることは権利である」ということは、同感である。下村氏は名前のとおり学ぶことが好きな少年だった。経済的理由で、学ぶ機会が奪われるようなことは、あってはならないと思う。バウチャー制度という言葉も初めて目にしたが、なかなか考えさせられる教育制度だと思った。幼い時の体験のもとに教育一筋の人生から生まれた教育論が展開されている。


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『下村博文の教育立国論』 河出書房新社  1000円
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