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2013年03月09日

心に浮かぶ歌・句・そして詩94

 唐の玄宗皇帝は、前半は良かったが晩節を汚した感がある。その原因は、楊貴妃という絶世の美女に夢中になり、政治に関心を向けなくなったというのが、大方の後世の史家の評価になっている。
「長恨歌」は、長編の漢詩であり白居易の作である。
宛轉蛾眉馬前死 楊貴妃は兵士の不満を宥めるために玄宗の前で殺された。
花鈿委地無人收 螺鈿の花かんざしが地面に落ちても誰も拾うことは無く、
翠翹金雀玉掻頭 その他の豪華な装飾品もまた同様であった。
君王掩面救不得 玄宗はなす術も無く顔を覆い、
回看血涙相和流 流れる涙には血が交ざっていると思えるほどだった。
 高校の漢文の教科書にあったかは、思い出せないが僧侶の資格を持った漢文の先生は、涙こそ流さなかったが、朗々と講釈してこの漢詩を読み聞かせてくれた。
授業の途中で抜け出す生徒もいたことも思い出す。先生は、そのことを知りつつ許していた。「今逃亡したものがおるな」と言いながら。


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