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2013年03月15日

心に浮かぶ歌・句・そして詩99

馬上少年過(馬上少年過ぐ)
世平白髪多(世平らかにして白髪多し)
残躯天所赦(残躯天の赦す所)
不楽是如何(楽しまずんば是如何)

 戦国の北の雄、伊達正宗の漢詩。98歳で亡くなった私の大叔父は、戦後60年を回顧し、冒頭にこの詩を書いた。まさに、そうした心境であったし、長い老後を過ごした。20代のほとんどを、戦地で暮らし兵隊から少佐まで経験した人でもあった。多くの戦友を失い、戦争の非を書き綴り、平和の大切さを訴えている。棺には、般若心経を写経したものが百枚以上息子の手で入れられた。


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