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2013年03月30日

心に浮かぶ歌・句・そして詩108

あらざらむこの世のほかの思ひ出に いまひとたびの逢ふこともがな
                          和泉式部

恋多き女性。多情の人。歌の才能は豊であったが、素行に問題ありと紫式部からも言われた女性。百人一首のこの歌以外にもよく知られる歌がある。
冥(くら)きより冥き途(みち)にぞ入りぬべき
                   はるかに照らせ山の端の月 
という歌を残している。救い難い業の深い自分に憐れみを乞うているのである。


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