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2013年06月23日

『福祉を廻る識者の声』41(原 衞)

犬と猫                     原 衞
 我が家には犬が二匹、猫が七匹居る。猫が多くなり、インコなどは姿を消した。それでも最近カラスが寄宿していた。羽を切られていたのをつれて来たのだが。
 カラスはかなり知能が発達しているとの事で、食餌等の世話をしていた妻はさほどでもないが、長男はいつも『馬鹿にされる』とぼやいてた。私はそれでも家長と認められたのか、朝近づくと、変な声であいさつされた。しかし羽が伸びたので巣から出したら飛び去り帰ってこなくなった。人との対話は出来なかったようだ。
 犬は人との対話を望んでおり、私が無視して通りすぎるとよび止めようとする。こちらの態度によく反応する。
 よく、犬に吠えられる事が有るが、我が家の犬から学んだ事から吠えられぬように努めてみた。かなり上手になったが、榛名憩の園の犬に吠えられた。考えてみればその時、私は彼の頭の上の方に立っていて手を伸ばしたのだ。吠えられてあたりまえか。
 猫にも学ぶことは多い。猫はかなり自己主張をする。こちらの事情など考えようとしないのである。だが、こちらの感情に敏感に反応する。犬以上であり、また微妙である。猫を捉えるのは大変だ。「追えば逃げる」の言葉通りである。見知らぬ猫は、近づくと逃げる。これを逃げないようにするには大変な努力を要する。最近、榛名憩の園の〝タマ〟とか、鈴木恵泉園園長宅の〝ヒメ〟は逃げなくなった。
 犬や猫から学んだ、これらの動物との〝おつきあい〟に必要な事は、
一、物理的にも対等であること。
一、驚かせない、急がない、恐れない。
一、敵意を見せず、愛情を込めて接する。
一、相手の立場を考えてやる。
 これらはどうも対人関係にも必要な事のようだ。いずれも私の不得意な事であり、今後も勉強せねばならぬ事である。犬猫に教えて貰わねばならない。
 
原衞(はらまもる)。一九四〇年生まれ。群馬大学医学部卒。専門は内科。新生会理事。新生会診療所所長。                                 (平成五年・夏号)


変動の時代                 (平成五年・夏号)
ジューンブライド。六月九日に、皇太子殿下と小和田雅子さんのご成婚の式が行われた。登山がお好きな殿下らしく、一歩一歩進んで頂上にたどりつかれたという印象である。
政局は、選挙制度に与野党が揺れて、結果は、衆議院の解散となった。推進派と目された自民党のグループの一部は、離党して新党を結成。その中に、〝新生会〟というのがあるが、我が法人の名ではないか。命名した精神は異なるにしても、名を汚すようなことは、してほしくない。〟五五年体制の終焉〟とか〝冷戦構造の崩壊〟というふうに、現在は変動の時代である。
革命のような劇的な変化ではないが、何かが変わろうとしている。診療所の建物が完成した。六月から診療を開始した。建物が独立していなかったときと違い外来者も増えてより診療所らしくなった。診療所も変身しつつある。(翁)
 


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