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2014年01月14日

「積極的無常観」のすすめ

「積極的無常観」のすすめ
 1月12日の讀賣新聞朝刊の「地球を読む」覧に劇作家の山崎正和氏が、このタイトルで考えを述べている。室町中期以降は、戦乱の時代で世の無常を感じる人が多かった。戦後の日本は、大きな紛争に巻き込まれることもなく、まして戦争もしていない。失われた20年などと言っているが、飢餓で死ぬような社会ではない。
私も50になった頃、過去を振り返り、行く末を考えた時、人生は、つくづく「無常」だと思うようになった。同じ状態はなく常に変化している。職場の肩書などは、人が決めたこと。首相ですら短期間に変わる。そういうものに執着するのは意味がない。
 人は、懐かしさと喜びの世界に生きていると言った先人がいる。幼子の眼は、懐かしそうな眼をしているとも。一人の人間の一生が始まる前には多くの人々の過去がある。後世の人に、あるいは周囲の人に懐かしく思い出さられるような生き方をしたいと思う。
 現在は、予測困難な時代だとも山崎氏は言う。いつの時代だって、将来は予測困難なものである。人間の死は、若者、年寄り隔てなく、必ず将来訪れる。若ものだって無常観を持ってもおかしくない。くよくよせず、前向きに行きたい。無為に時間を過ごすことのないようにしたい。加えて、人とのご縁は大事にしたい。
 今朝、大学時代の友人が大阪で亡くなったという知らせが届いた。有りし日の思い出を浮かべつつ冥福を祈りたい。今年も年賀状のやりとりができたのはせめての救いである。


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