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2014年01月29日

心に浮かぶ歌・句・そして詩134(青春の詩)

「青春の詩」 サムエル・ウルマン作   邦訳 岡田義夫
青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相をいうのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、
怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、
こういう様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、孤疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、
こう言うものこそ恰(あたか)も長年月の如く人を老いさせ、
精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
いわく
「驚異への愛慕心」、「空にきらめく星辰(せいしん)」、「その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう)」、「事に処する剛毅な挑戦」、「小児の如く求めてやまぬ探求心、人生への歓喜と興味」。

人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、 そして偉大の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え。悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽(おお)いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて、
神の憐れみを乞うるほかはなくなる。

この詩を紹介してくださった人は、地域に開業医として90を近くして現役でいらっしゃった先生である。医師会報に書かれたエッセイの写しをいただいたのである。今から10年近く前のことなので、良い詩だなあと思いながら年齢的に実感はなかった。
しばらく時がたち、あるゴルフ場の浴室の入り口にこの詩が掛けられてあった。今度は少し実感が湧いた。余生というものはなく、また隠居生活という事もなく、健康で心がこのようであれば、若さを失わず済むかもしれない。かのマッカサー元帥もこの詩が痛く気に入っていたらしい。問題は、実行できるかである。


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