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2014年02月01日

心に浮かぶ歌・句・そして詩137(後藤静香『権威』より)

「大志遠望」

ひと山こえたら次の山
千波こえたら万波のかなた
足は大地
まなこは蒼天
大洋の雲と水との接吻するところ
久遠悠久のおもい湧く
大志遠望
人生無窮
             後藤静香『権威』より

「我をより高き崖下におけ」というのも後藤静香の人生訓である。困難な場所に身を置き、それを乗り越えていく。志があれば、崖を登り切ることができる。しかし、高い志ほど、地に足を着け、地道にその思いを積み重ねていく。人生は長いのだからやがては、志したものが成就する。「大志遠望、人生無窮」である。大志は、まるで実のようだと思う事がある。大志を抱いた時に既に結果が出ている。育って成長するかは、心がけにかかっている。


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Posted by okina-ogi at 08:47│Comments(0)日常・雑感
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