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2014年07月15日

台北故宮博物院展(2014年7月)




東京国立博物館で、台北市にある国立故宮博物院の至宝とも言うべき所蔵品が、6月24日から9月15日まで展示される。10月7日から11月30日は、太宰府天満宮に隣接する九州国立博物館での展示が予定されている。日本での展示会は、初めてである。政治的にも解決しなければならない問題もあって、実現までの道のりは長かった。
ポスターにも載っている「翠玉白菜」が注目され、2週間の限定だったために、行列ができたらしい。熱い日に、外で長い時間並ぶのも大変だと思い、7月13日の日曜日に展示会を見に行った。予想どおり行列は出来ていなかった。いつかは、台湾に行こうとは思っているが、台北故宮博物院の品々を日本で見られることは、幸運である。
古代のものから清国の時代の物まで並んでいるが、とりわけ目を惹いたのは、陶器である。白磁や青磁は、中国において発展し、陶器をチャイナと呼ぶ由縁である。景徳鎮で焼かれた物に関心を持った。この技術は、現代に継承されていないらしい。
政権が変わるたびに、文化が継承されないのが中国だと思っていたが、清国時代に皇帝の所有物として膨大な数の中国の歴史を物語る宝というべき、芸術作品を残した、乾隆帝のコーナーが設けられていた。清国は、ヌルハチを始祖にする満州族の国である。漢民族が、中心になる中華思想も良く引き継いでいる。
中国人の来館者が多いのにも驚いた。おそらく大陸の人だと思う。故宮博物院は、北京にもある。場所は、皇帝の住まいであった紫禁城である。


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