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2014年07月25日

猫の看とり

梅の収穫が終わった6月中旬から飼い猫の異変に気付いた。食欲が落ち、抱き上げてみるといやに軽い。4月に新たな住人になった若猫と体重が逆転している。動きもすっかり緩慢になった。口を開けて見ると歯も少なくなっている。固い餌も充分に噛めないようだ。老化だからしかたないと見ていたが、益々痩せて来た。
家で飼うようになってから、10年以上になる。12月の末の雪の日の夜だった。庭先に細い声で鳴き、じっと動かない。毛に着いた雪も降り落とそうともしない。抱えて見ると痩せて軽かった。人懐こい猫で、大人しく家人にすぐ慣れた。名無しではと「クレちゃん」にした。暮れに我が家に来た猫というほどの意味である。
半月前からほとんど自分から食べられず、近くの獣医に注射で栄養を補給してもらい、命を長らえていたが、今朝(7月24日)に亡くなった。昨夜寝る前に、注射器であげた水が死に水になった。猫も看とる時代になった。猫とはいえ、思い出は残っている。餌の皿の前に、鳴かずにじっと待っている後ろ姿が印象的な猫だった。隣接する畑に、丁重に葬った。命日だけは、忘れないでおこう。


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