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2014年08月18日

教育の原点、塾




『日本に今一番必要な男黒田官兵衛』原口泉著を購入して読んでいたら、著者が編集したコンパクトな歴史小冊子を発見。『松蔭の夢、松下村塾の魂』。図入り、写真、絵もあって読みやすい。来年の大河ドラマは、松蔭の妹が主役である。予習のつもりもある。今日、義務教育から始まり、大学まで学校が教育の場であるが、松蔭の生きた幕末には、寺子屋や、塾があった。教えたいという人がいて学びたい人が集まった。学ぶための密度は極めて高い。緒方洪庵が大阪に開設した適塾からは、福澤諭吉や大村益次郎といった有為な人材を輩出しているが、医学や、西洋文化を基礎にしているが、松下村塾は、特異で、師である吉田松陰の人柄、魂が入門した弟子に伝えられた。しかも、師と弟子は対等で、共に学んだ。吉田松陰は、安政の大獄で刑死するが、牢にあっても学び、囚人同士でも学びあった人である。
春雨村塾というのがある。師は、30年以上前に他界し、いない。しかし、死の直前まで学生に講義したテープが残り、それを活字にして学んでいる。人として心の在り方が、テーマになっていて、私自身も塾生の一人に加えさせていただいている。生業のために学んでいるわけではない。宗教とも違う。進学塾なども世の中に多いが、塾は、教育の原点を考えさせる。師とは、数学者の岡潔である。平成30年には、郷土和歌山県橋本市に記念館がオープンする予定である。


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