2015年01月09日
『吉田松陰留魂録』(全訳注)古川薫著 講談社学術文庫 886円
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の放映が始まった。吉田松陰が登場する。ドラマでは、まだ刑場の露と消えたわけではないが、処刑の前に松下村塾の弟子たちに残した遺書というべき記録が『留魂録』である。その内容は、読んでいないのでわからないが、そこに記された歌には次のようものがあった。
心なることの種種かき置きぬ思い残せることなかりけり
呼びだしの声まつ外に今の世に待つべき事のなかりけるかも
此の程に思い定めし出立をけふきくこそ嬉しかりけり
早速注文して購読することにする。
心なることの種種かき置きぬ思い残せることなかりけり
呼びだしの声まつ外に今の世に待つべき事のなかりけるかも
此の程に思い定めし出立をけふきくこそ嬉しかりけり
早速注文して購読することにする。
Posted by okina-ogi at 10:23│Comments(0)
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