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2015年01月19日

二つの企画展




日曜日を利用して、群馬県が企画した展示会を観に行くことにした。一つは、群馬県庁昭和庁舎で開催されている。NHK大河ドラマ『花燃ゆ』がテーマになっているが、最初の群馬県令であった楫取素彦を意識して取り上げている。富岡製糸場が世界遺産になったが、この時代の人だ。全国に先駆けて廃娼を進め、教育に力を入れたことでも知られ、県民から慕われた名県令(知事)だったようだ。昭和庁舎は昭和3年に竣工し、平成11年まで使用された。この建物残したことは評価できる。隣接する群馬会館とともに群馬県にとって貴重な建物になっている。この展示会で知ったのだが、前橋公園の近くに臨江閣という和風建築の建物があるが、楫取素彦の提案で建てられたことは初めて知った。次に前橋に行く機会があれば、見学してみようと思う。
もう一つの企画展は、県立土屋文明記念文学館で開催されている「近代を駆け抜けた作家たち」である。夏目漱石を始めとする明治、大正、昭和の時代に活躍した文豪たちの手紙や原稿が展示されている。作家だから、文章や詩、歌、句は素晴らしいに決まっているが、個性ある文字を観ることができる。少し驚いたのは、北原白秋の字は女性的に感じた。多情な人だったこととは関係ないと思うがペン字が特に印象深かった。高浜虚子の短冊に筆で描いた文字も良い。漱石の葉書の文字はダイナミックで力強い。パソコンで文字を書き、メールで意志を伝える時代になった。文章力はともかく、確実に文字を書く能力は落ちてきている。特に、医師のカルテは酷い文字だと思うことがある。早書きするためか。文字が読みとれないことも。漢字の本家である、中国では簡単字が普及し、味気なくなっている。自分達の歴史的財産を放棄、抹殺するようなものだ。書道の手習いをしても良いと思った。


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