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2015年01月23日

『吾輩は猫である』夏目漱石著 1979年発行




これほどの名著をもしかして完読したことがないのかもしれない。県立土屋文明記念文学館で、漱石の葉書を観たのに刺激され、漱石の小説を読み始めた。家の書斎に眠っていた『吾輩は猫である』を取り出して読み始めている。だから、読後感を書いているわけではない。初版は、明治38年で、発行所は、大倉書店と服部書店になっている。なかなか粋な本で、表紙の装丁は樋口五葉であり挿絵は中村不折による。さらに、読み進めるためにはペーパーナイフで切るようになっている。
この復刻本は、『吾輩は猫である』だけではない。せっかく購入したのだから、他の小説もナイフで切り裂きながらじっくり味わってみたい。ところが、漢字にルビがふってあるわけではないので読めない字もある。「など」という漢字はワープロの文字にもない。テ片に不という文字である。「態態」は、わざわざと読むらしい。「聊」かは、「いささ」かのようだ。古文ほどではないが、時代を感じられて良い。カビ臭さも、効果的である。根気よく読むことにする。


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『吾輩は猫である』夏目漱石著 1979年発行
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