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2015年03月01日

霞が関半世紀』 古川貞二郎著 佐賀新聞社 1800円+税




内閣副官房長官という役職がある。官房長官の下に3名が補佐する。2名は、衆参の議員だが、1名は、官僚出身者である。伝統的に、内務官僚が就任するケースが多い。今は、省庁再編で名称は存在しないが、自治省や厚生省の次官経験者がなる場合が多かった。警察官僚も就任することがあったが、思い浮かぶ人物は後藤田正晴である。国会議員にもなり、中曽根内閣では官房長官に就任し辣腕をふるった。
実務的にも行政に熟知し、各省庁間の調整役として重要な存在である。石原信雄は、自治省出身の内閣副官房長官として長期にこの役職を務めた。群馬県出身でもある。その後を引き継いだのが厚生省出身の古川貞二郎である。退任したのは、小泉内閣の時だが8年7カ月は、石原信雄の7年8カ月よりも長い。10年前に購入した本だが、政治の裏方というべき官僚の姿を垣間見たような気がした。政治の表舞台には出る機会が少ないが、首相や閣僚を見事に支えている。
今日の日本経済新聞を見たら、古川貞二郎が掲載されている。30数回にわたり連載されることになるだろうから目を通すことにする。佐賀県の農家の出身ということも関心深い。


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霞が関半世紀』 古川貞二郎著 佐賀新聞社 1800円+税
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