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2015年03月02日

東京大空襲

終戦の年、1945年3月10日、東京の下町を中心にアメリカ軍の大空襲があり、多くの焼夷弾によって家屋が焼失し、10万人以上の死者が出た。3月11日の東日本大震災の死者をはるかに超える死者である。民間人を標的にした、無差別爆撃であったことは否定できない。
3月1日のNHKのアーカイブスという番組で、東京大空襲を始め、日本全土の大都市への空襲の様子が放送された。それによると、最初は、軍事施設への爆撃が目的になっていたが、成果が上がらず、住宅密集地をポイントにした空爆に切り替わっていく。その作戦を指揮したのが、ルメイという軍人で、戦後佐藤内閣の時に勲章が授与されたというから驚きである。
全国の都市が焦土になっても戦いをやめない日本に対して、白旗を上げさせるには、民間人を殺傷することもやむをえないと考えたのだという。究極は長崎、広島への原爆投下である。結果はどうなるのか明らかである。こうした非人道的な行為ができる合理主義的考えはアメリカの中にある。そうでない人々もいたにもかかわらず。戦争というものが、このような状況をもたらすことも事実で、もはや国家間の総力戦のような戦争紛争解決手段として行うという選択肢はない。
解説者が言っていたが、想像力の欠如でもある。イラク戦争や、イスラム国の戦闘機によるミサイル攻撃もまるでテレビゲームのようである。攻撃する方に殺戮するという罪悪感が希薄になってくる。
戦争ではないが、職場でも現場で長時間労働をしている職員のことが想像できなくなっている管理者がいたら想像力の欠如という同じことが言える。


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