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2015年03月28日

会社は公器

大塚家具という会社がある。家具販売会社の大手でもある。高級家具を扱って、事業を拡大してきたが、近年は、ニトリなどの比較的安価な家具を販売する会社に押され、営業不振に陥っている。創業者である大塚勝久氏は、大株主でもあり、経営に影響力を持っているが、娘が社長となり、新たな経営方針を掲げ、父親を経営から排除する議案を株主総会に提出したために、骨肉の争いが起こった。
 結果は、娘の主張が指示され、創業者である父親は、経営者を退陣することになった。約6割の株主が、娘である大塚久美子社長に賛成した。彼女は、一橋大学の経済学部を卒業し大手銀行に就職した履歴がある。その手腕が大塚家具の経営を立て直せると株主総会で判断されたのだが、親子喧嘩、しかも父親と娘という構図はいかにも異常に見える。
 「会社は公器」という言葉がある。朝ドラ「マッサン」も今日で終了。創業者である竹鶴政孝のニッカは、アサヒホールディングスに吸収されたが、ウイスキーの製造技術の伝統は残されている。むしろ今日になってマッサンの夢は結実しているとも言える。ニッカも同族経営の会社だったことは、否定できないが、従業員を大事にしてきたことはドラマでも想像がつく。オートバイ、自動車製造で世界的な会社になった「ホンダ」は、会社名は創業者の名前であるが、今日の経営者は本田宗一郎の子孫、親族ではない。
 株式会社ではないが、社会福祉法人という公益法人がある。規模が小さいこともあり、同族経営になりやすい。任期はあっても、同じ人が長く理事長を務めることが多い。株式会社以上に公器と言っても良い存在である。


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