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2015年07月06日

久坂玄瑞





蛤御門の変で、久坂玄瑞が自刃した。25才だという。当時の青年は、政治意識が高い。しかも命をかけて。彼が、歴史的に、今日でも取り上げられるのは、なぜなのだろう。幕末という時代は、緊迫感があった。国の存亡がどうなるのか、若者の方が真剣だった。不思議な時代である。今はどうか、命がけの政治家は少ないし、投票率も低いから、大衆は傍観者に近い。そう評する私も大衆の一人である。平和なのである。
イデオロギーと言うのは抽象的である。玄瑞も、師吉田松陰の薫陶を受けたから尚更である。しかも若い。その若さで死んだのは無念だと思う。妻もいたし。ところが、彼には、実子がいた。玄瑞の肖像は、息子が成人した姿の想像画である。身長は、180センチ以上、美男子となれば、ドラマの主役にもなれる。ただこの人は、戦ではなく、言論を重視した人である。しかも、至情の人のように感じる。25才で、こうした人生観を持てる人も稀有である。15才で、父、母、兄弟を亡くし、天涯孤独の境遇になったこと。いろいろな要因があったのでしょう。不思議な人物であることは間違いない。


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