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2015年07月25日

高野長英の末裔



哲学者の鶴見俊輔さんが亡くなった。93歳であった。鶴見さんの名前は、母校同志社大学の教授だったというくらいの記憶でしかない。小田実らとべ平連を組織して運動したことは、マスコミで取り上げられたので知っているが、著書も読んだことがないし、哲学者だったという認識もないから訃報にそれほどの驚きもない。
東日本大震災の年の夏、岩手県の奥州市を訪ねたことがある。後藤新平の生地だったからである。後藤は、関東大震災の復興に係った人物でもあったからである。奥州市の3偉人の中の一人として後藤新平記念館があるが、高野長英と斉藤實の記念館もあって、訪問した。そこで知ったのだが、後藤新平の大叔父が高野長英だったということである。
亡くなった鶴見俊輔さんの母親は、後藤新平の娘であるから高野長英の末裔ということになる。「謀反人と朝敵の子」というタイトルで紀行を書いたが、鶴見俊輔さんの血にもそれが流れているのかと思った。鶴見さんの人生が紹介されているが、反逆の最初の矛先は母親だったようだ。それに、学者の家系という感じがするほど、兄弟、親戚に学者が多い。これも高野長英の血というものか。


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