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2015年08月21日

遊行期(ゆぎょうき)


古代インド人が考えた遊行期というのは、人生のしめくくりをストイックに考えたもので、捨の旅路といったらよいのだろうか。物質的には、それでも良いが、心は豊かになりたい。名誉、社会的地位、金銭に執着することから離れ、心の喜びが生まれる遊行期の生き方を考えてみた。「人は、喜びと懐かしさの世界に生きている」と言ったのは、数学者、岡潔である。遊行期には、それが実感できるかも知れない。
空間を移動する旅も勿論であるが、時間を越えた旅もしたい。尊敬する先人の足跡を訪ね、歴史を思い浮かべてみたい。過去には生きられないが、想像することはできる。移動でき、思索できるのが人間の特権である。旅を意識した、遊行期を過ごしてみたい。肉体の衰えが来ないうちに遊行期を過ごせれば良い。


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