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2015年10月08日

室生犀星と庭




『庭をつくる人』という文庫本を金沢の室生犀星記念館で購入した。最初に、庭を作る人という随筆が載っている。犀星は、庭に関心を持っただけではなく、自ら築庭をしている。今も、旧居が軽井沢に残っていて、記念館になっている。開館しているのは、4月29日から11月3日となっているのも旧居の庭が関係していると思った。
室生犀星が好んだ庭は、日本庭園であるが、京都の寺社に見られるような庭園ではない。軽井沢の旧居に行ったことはないが、写真で見ると樹木の下に飛び石や捨石を配置して、安らぎの庭にしている。苔が見事である。つくばいの記述も随想の中に書かれているから、どこかに置かれているのだろう。
犀星の庭に対する考え方で共感したのは、石のようなものが、なぜ庭に必要なのかという素朴な疑問について、簡単に言うと飽きないからだという。犀星は、幼い時、生家の近くを流れる犀川の川原で、石と遊んだ思い出を書いている。宮沢賢治も石が好きだった。庭造りについての一言は参考になる。「庭の四隅から中央に向かって造るのが良い」という指摘である。囲碁の布石にも似ている。
我が家だったらどんな庭が良いか考えた。木がなく日差しが注ぐので、苔の代わりに芝を植えようと思う。問題は石の配置である。四隅に自然石を置き、辺は、低いレンガでしきる。北側は少し起伏を持たせ、麓は白い玉石を敷き和風にする。南側は平らな芝生の庭でよい。新居建築中に、庭の基本設計をすることにした。


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