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2015年10月17日

心に浮かぶ歌・句・そして詩165

俳句鑑賞(1)
角川文庫の『現代俳句』(山本健吉著)から好きな句を選ぶことにした。最近は、1年に数句というありさまになっているが、これからは、心がけて俳句に親しもうと考えるようになった。身近に師がいないので、著名な俳句論者の山本健吉に学ぶことにした。
正岡子規の句を最初に、著名な明治以降の俳人の句が解説されている。山本健吉が俳人であるか、その句を知らないので定かではないが、古今の多くの俳人の句を調べていることは確かである。
子規の句と言えば、死の寸前の糸瓜の句や、柿の句が思い浮かぶが、何よりも好きな句は、「いくたびも雪の深さを尋ねけり」だが、初期の句に
紫陽花や 青にきまりし 秋の雨
がある。明治27年とあるので、病床に伏す前のものである。
季語が二つあるではないかと思うのだが、紫陽花が長期間にわたって咲く花だということを意識している。雨に色はないが、秋の頃の紫陽花は青を意識させるという観察である。


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