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2015年11月02日

心に浮かぶ歌・句・そして詩173

俳句鑑賞(9)
室生犀星は、俳人ではないが、漱石や龍之介のように句を作った。梅の句があって『現代俳句』に紹介されている。
青梅の臀うつくしくそろいけり
画家が静物として描くような感じもある。犀星はまた
栗のつや落ちしばかりの光なり
栗拾いをしたことのある人なら実感としてよくわかる。
私の師ともゆうべき秋池百峰先生の句で
毬の中三つの栗が抱きあう
というのがあって、新築祝いに短冊としていただき飾ってある。


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Posted by okina-ogi at 10:04│Comments(0)日常・雑感
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