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2015年11月03日

心に浮かぶ歌・句・そして詩174

俳句鑑賞(10)
日野草城は、若くして『ホトトギス』に投句して頭角を現した俳人である。三高で俳句会を作り独自の感覚で俳句を作った。
「ミヤコホテル」という連作がある。10句あるが、感覚を知るなら3句で良いだろう。艶かしい句が並んでいる。
をみなとはかかるものかも春の闇
薔薇にほうはじめての夜のしらみつつ
夜半の春なほお処女なる妻と居りぬ
さすがに、大御所虚子先生に破門された。ただ、晩年結核を患い病床に伏すことが多くなり虚子は破門を許したと言う。
高熱の鶴青空にただよへり


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