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2015年12月29日

赤松小三郎という人物



今年、上田城址を訪ねたとき、この人の顕彰碑があった。街中を散歩していたら、通りにこの人の旗がたなびいていた。いったいどのような人なのか気になった。12月に鹿児島に行き、桐野利秋のことを思い出した。幕末の頃、中村半次郎といい、人切り半次郎と恐れられた。赤松小三郎は京都で中村半次郎ら薩摩藩士に殺害されている。このことは、はるか後にわかったことで、当時は下手人は不明であり、葬儀は、薩摩藩士が多数参列している。赤松小三郎は、西洋の兵学に詳しく、薩摩藩士に講義し、多くの門下生がいた。桐野利秋もその一人だった。東郷平八郎もそうだった。上田城址の碑文も東郷平八郎が揮毫した。複雑な政治的背景があるにしても不運の人である。また、いち早く議会制度の構想を持ったともいう。坂本龍馬の有名な船中八策も、赤松小三郎の私案の焼き直しの可能性があるというから驚きである。
上田市には池波正太郎の記念館がある。売店にあった『人切り半次郎』が目に留まったがその時は購入する気にならなかった。桐野利秋に好印象を持っていなかったからだろう。池波正太郎の本は読んだことがないので作家に対する好奇心もある。さらに、歴史上の人物に好き嫌いを前提に読む習癖への挑戦でもある。正月に読むことにする。赤松小三郎暗殺の経緯や場面も出てくるだろう。


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