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2016年02月01日

名句鑑賞

NHK俳句テキストに、写真入りで『名句鑑賞』と題して古今の俳人の句が紹介されている。句会のつもりで自選してみた。作者の名前が書かれており、周知のものは除くことにした。例えば、
雪とけて村いっぱいの子ども哉
一茶の句である。一茶は、信州北部の人。晩年は、故郷で過ごした。
次の句が自選である。
一つづつ光輪まとひ猫柳 伊藤柏萃
伊藤柏萃は高浜虚子門下。写生句である。なるほどと思わせる写真に添えられている。よく観察しているということである。
黒髪を潮の香包む絵踏かな 星野高士
季語が最初わからなくて、歳時記で調べてみると「絵踏み」である。春の季語である。長崎奉行所で行われた「絵踏み」は春に行われたことに由来する。長崎で、その踏み絵を見たことがある。
野の涯に野火のはじまりさきくませ。 加藤郁乎
「さきくませ」の意味ががわからない。調べてみると「ご無事で」という意味。古語である。ヤマトタケルの物語を連想した。俳人は、言葉を選ぶが語彙も豊富でなければならない。


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