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2016年02月26日

『天才』 石原慎太郎著 幻冬舎 1400円+税



新刊書は、あまり読まないのだが、最近、政治家関係の本を2冊読んだ。一冊は、菅官房長官について書かれた本。もう一冊が、この本である。タイトルは『天才』だが、主人公は田中角栄である。しかも、著者は、石原慎太郎である。石原慎太郎は、福田赳夫が率いた「清和会」に属し、田中角栄は政敵だったはずである。
 なぜ、今になって「天才」と持ち上げるのかという興味もあった。田中金権政治に真っ向から反旗を翻した「青嵐会」のメンバーであった石原慎太郎も、政界を引退し、年齢も80歳を超えた。心境の変化であろうか。田中角栄の実行力は、方法はともかく評価している。戦後日本の国のかたちを変えた立役者ともいう。愛国者という評価も与えている。
 昭和60年代だったと思うが、赤坂プリンスにあった「清和会」の事務所、福田元総理を訪ねたことがある。その場面を拙ブログに書いたことがあるが、用件が終わり、国会に
福田元総理が戻る時
「角さんは大した政治家だ」と階段を下りながら語った言葉を覚えている。ロッキード裁判で有罪になりながら、「闇将軍」と言われ政治権力を持っていた時代である。


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『天才』 石原慎太郎著 幻冬舎 1400円+税
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