☆☆☆荻原悦雄のフェイスブックはこちらをクリック。旅行記、書評を書き綴っています。☆☆☆

2016年04月27日

半別荘

こんな言葉は無いと思うが、リタイヤしたら、離れを造って住むのが若い時の希望だった。別荘を持って暮らすほどの余裕はないし、山に篭って定住するのも高齢になれば、不便で辛いものがある。わざわざ、草津や軽井沢に別荘を持って、暑さしのぎのために年に数回出かけ、一年の大半を使わずにいるのも不経済である。それなら、ホテルに泊まって避暑に行けばよい。草津の叔父の別荘を6年間ほど借りたが、他人所有だから、それはそれで別荘の良さを味わえた。
2年前から、母屋に隣接した半別荘を計画した。農地のため宅地に転用する必要があったが、これは、問題なくできた。設計事務所も、この人と決めてあって、年賀状で10年以上前からいずれはお願いしますと伝えてあった。資金もできたこともあり、設計になった。実によく、施主の話を聴いてくれる。意匠と内装は設計士のセンスでお願いした。「こんな外観の家になりますよ」とスケッチを渡されたが、完成すればそのとおりの家になっている。プロからすれば、当然だろうが驚きだった。
母屋は、引き渡して、庵(?)暮らしが始まった。物理的に家族と距離を置くことも、新しい関係が生まれる。今のところ半別荘の出だしは順調である。


同じカテゴリー(日常・雑感)の記事画像
俳人村上鬼城
『高浜虚子句集』より(浮葉)
俳句自選(金木犀)
俳句自選(秋明菊)
「近代の秀句」水原秋櫻子より(鮠)
俳句自選(百日紅)
同じカテゴリー(日常・雑感)の記事
 閑話休題⑥ (2023-10-07 19:10)
 閑話休題⑤ (2023-10-06 10:22)
 閑話休題④ (2023-10-05 11:46)
 閑話休題③ (2023-10-04 11:38)
 閑話休題② (2023-10-03 18:25)
 閑話休題① (2023-10-02 16:35)

Posted by okina-ogi at 11:59│Comments(0)日常・雑感
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
半別荘
    コメント(0)