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2016年07月07日

『安曇野(第1巻)』 臼井吉見著 ちくま文庫



この本は、我が家の書棚にない。地域の開業医の先生からお借りして読んだのである。全部で5巻になっている。全巻読むのに1ヶ月くらいかかった記憶がある。朝、夜、休日の時間を割いての読書だったが、すっかり「安曇野」という場所が好きになった。友人を誘ったり、個人で何度も足を運んでいる。
明治、大正、昭和の歴史にも触れることができるが、新宿中村屋を創業した相馬愛蔵、黒光夫妻の交友関係が描かれており、芸術家が多い。とりわけ、荻原守衛は、安曇野の出身で関心を持った。碌山美術館は、味わい深かった。『安曇野』に登場する人物のゆかりの地を訪ねて旅をしたこともある。
碌山美術館を訪ねたおり、『臼井吉見の「安曇野」を歩く』という本を眼にした。同じ発想を持つものだと、購入した。取材記事なので面白い。こちらは、単行本で全3巻である。臼井吉見は、『安曇野』を書き上げるのに10年かかっている。この本も数年がかりである。
今回、あえて1巻だけを購入して読むことになった。東北を旅したとき、仙台駅で古本市があり、初版の『安曇野』の単行本全5巻が売られていた。荷物になることも考え、購入しなかったが、残念なことをしたという後悔の念がある。再度読み返しても良い本である。


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『安曇野(第1巻)』 臼井吉見著 ちくま文庫
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