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2016年10月15日

『夫婦のルール』三浦朱門×曾野綾子 講談社 900円(税別)



旅先(小樽)で購入した。小樽の町をゆっくり散策できないので、この街にしかないような書物はないかと、駅前にあった紀伊国屋書店に立ち寄った時に、目に留まったのである。三浦朱門90歳、曾野綾子85歳と表紙に書いてある。それにしては、お若い。文庫本で車内でも気軽に読めそうである。夫婦の会話である。
両氏とも長寿で、作家であり、三浦朱門は文化庁長官、曾野綾子は、日本船舶振興会(日本財団)の会長を歴任した名士でもある。2人のご意見を素直に拝聴することにした。この夫婦にしても山あり谷ありだと思った。順風満帆ということでもない。他人と自分を比較しても、同じ条件ではないのだから意味はない。辛辣にも聞こえるような内容もあるが、言葉尻を捕らえて反論する気は起こらなかった。
本の中でも少し触れていたが、30年前に三浦朱門の母君が、私の勤める老人施設を利用されていたことがあった。三浦朱門は、文化庁長官になられた頃でお話する機会は少なかったが、曾野綾子は、こまめに面会に来られ、署名入りの本もくださった。御2人に共通しているのは、著名人らしくない気さくな人柄だった印象である。気楽に、法人の広報誌に寄稿していただいた。高齢夫妻のメッセージ、心に留めることにした。


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『夫婦のルール』三浦朱門×曾野綾子 講談社 900円(税別)
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