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2016年11月02日

『美しい日本の私』川端康成著 講談社現代新書

川端康成が日本人で最初にノーベル賞を受賞した時に、授賞式で講演したことは有名である。その前文が英訳とともに紹介されているのがこの本である。しかも、初版本で昭和44年の発行になっている。値段も180円である。毎年のように、職場の古本屋の店主をしているので、寄贈された本を整理していたら眼に留まったのである。
 川端文学は、『雪国』を読んだくらいで、『伊豆の踊り子』すら読んでいない。それほど惹かれる作家ではないのだが、この本に紹介されている日本人は、大いに関心を寄せた人々である。道元禅師、明恵上人、一休禅師、良寛、西行法師、芥川龍之介等々。日本人の心の美しさを世界に向かって訴えたかったのである。大江健三郎などとは、対照的である。江藤淳も、川端のこの講演に関心を寄せている。


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『美しい日本の私』川端康成著 講談社現代新書
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