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2017年05月17日

とろろ汁



高級なのか質素な食べ物なのか、さてや健康食なのか。有料老人ホームの食堂で昼食を食べているので、ときたまとろろ汁が出る。麦飯ご飯に山芋を擦って出汁で溶いたものをかけるのだから「麦とろご飯」という言い方が正しいのかもしれない。
静岡に友人がいて、美味しい「麦とろご飯」の食べられる店に連れていってもらったことがある。丁子屋という店で、江戸時代から続く老舗だという。良く調べてみると、広重の東海道53次の浮世絵に描かれている。安倍川を越えて山間にある小さな店である。鞠子宿の中にあった。
梅若菜まりこの宿のとろろ汁


芭蕉の句である。昨日、たまたま山本健吉の俳句読本を読んでいたら、この句に出会ったのである。有名な句なのであろうが、芭蕉を良く調
べているわけではないので、初めて知った句と言って良い。良い句だなと思う。弟子に宛てた、挨拶句と説明にはある。梅と若菜の季語を重ねてよろしくないなどとは思わない。秋に掘りあげた山芋は、この時期でも十分保存が聞く。美味しいかもしれないと思う。


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とろろ汁
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