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2017年08月31日

『定年後』 楠本新著 中央公論



フェースブックの友人の紹介本である。こうしたタイトルの本は、人それぞれの人生観があってあまり関心がないのだが、さらっと読んでみることにした。帯に、大事なのは、健康?お金?孤独です。と書いてあったのが気になって購入することになった。孤独感は、大事な問題である。前向きに生きられなくなったらつまらない。お金があっても。
退職鬱ということはある。経済も、人間関係も組織に依存していたのだから、その環境から急に外れれば、精神的に落ち込むことは十分考えられる。定年と言う制度はわかっていても、無意識に気がめいってくることはあるのである。理性的には割り切れない世界である。定年後の生き方は、この本が強調しているように、前から準備しておくことだというのは、共感する。俳句に「去年今年貫く棒の如きもの」(高浜虚子)というのがある。定年前も定年後も節目を意識しないほうが良い。要は「宮仕え」を辞めるのである。自分のペースで生きられるのだということである。社会的動物ではありますが。


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『定年後』 楠本新著 中央公論
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