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2017年09月30日

『清沢洌』 北岡伸一著 中公新書

清沢洌の名前と人物像を知ったのは、臼井吉見の小説『安曇野』を読んだからである。言論人であり戦前には珍しく自由主義者であり、親米の日米開戦に反対した人物だという認識があったが、詳しくは知らないでいた。石橋湛山に興味があり、清沢洌が再度関心の的になった。単身渡米し、言論人になったことは驚きである。留学したというよりは、アメリカで働きながら、批評家の道を切り開いたのである。執筆に才があったのである。大蔵大臣や総理大臣になった高橋是清と重なってくる。
終戦の年に55歳で亡くなっているが『暗黒日記』という著述を残している。この本は、前座のようなもので『暗黒日記』は、是非読んでみたい。


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